夫婦喧嘩を減らしたいなら、言葉の癖を知ろう。旦那さんに指摘され気づいた3つの言葉
みなさんは旦那さんと喧嘩はしますか?
わたしの気持ちを全然わかってくれない、何度言っても変わらない!
うんうん、めちゃくちゃ分かります!!!
なにを言っても響かない、動かない。
でも、でもそんな旦那さんでも、時折、ぐうの音も言えないこといってきますよね。
それについては、い、言い返せない・・・
私には、借金300万円を残したままプロポーズしてきた旦那さんがいます。
発覚当時は、本当にまあ~たくさん喧嘩をして、夫婦関係にも一時期亀裂がありました。
紆余曲折ありつつ、いまは夫婦として仲良くやっています。
ここまでくるまでにたくさんの学びがあるので、自戒をこめて発信しています。
この記事では、借金のある旦那さんから指摘されて気づいた3つの言葉についてお話します。
- 旦那さんとの関係に悩んでいる
- 旦那さんに不満がある
- 旦那よ、いうこと聞きなさいよ!と思っている
- 夫婦喧嘩が絶えない
ぜひ、みなさんも旦那さんと喧嘩したときの「言葉の癖」がないか、思い出してみてください。
わたしの言葉の癖3つ
旦那さんに指摘されて気づいた、わたしの言葉の癖を3つ紹介します。
- 「男の人なのに~、男の人なんだから~」
- 「~のせいで」
- 「もういいよ、もうやだ」
めちゃくちゃお恥ずかしいですが、口喧嘩や愚痴などの当てつけで出る私の悪い言葉の癖です。
この3つだけで、いかに自己中心的、わがままな発言か、が分かります。
彼は「借金のある旦那さん」というめちゃくちゃ狭そうな立場にいるのですが、性格はとっても優しい。喧嘩をしてもなかなか自分の意見を言わずに、広大な海のように受け止めます。
しかし、それを言いことに、かつての私はひどい有り様でした。
仏の領域にいる旦那さん…に甘えすぎて育った私…
自分の思うようにいかない時に、いかにも持論が正論かのように彼を責めていました。
3つの言葉がどのような場面で発したものか、また、なぜハッと気づかされたのか、を合わせてお話していきます。
「男の人なのに~、男の人なんだから~」
はい、めちゃくちゃ最低ですね。
女なのに〜、男なのに〜って性別で枠組みして、その性別期待が外れたことを表す言葉です。
旦那さんには、いろんな人がいるなかで性別で当てはめるのはよくないんじゃないかな、と言われてハッと気づきました。
LGBTQ、ダイバーシティなんて、多様性を大切にしていこう、という社会のなかで、家庭内で真っ向から否定していますね。
働いている時は、多様性な考え方を持とうとしているのに、家庭内では例外になってしまっている。どういうことなの、自分。
この言葉の使い方は、
- 男の人なのに、虫が苦手なんて信じられない!
- 男の人なのに、~できないなんて情けないぞ!
- 男の人なんだから、家計のためにお金を稼いで欲しい
なんて、かんじです。
シチュエーションとしては、
「旦那さんには、男性としての役割を真っ当してほしい時」ですね。
自分が「女なのに〜」って言われたら、めちゃくちゃむかつくのに、自分のことは棚にあげて、無意識に言ってしまっていました。
旦那さんが頼りになる存在になってほしい、と思うのは、自然な考えです。
しかし、それをわざわざ性別で当てはめて、嫌みのようにいう必要はないと気がつきました。
そんなふうにいっても、めちゃくちゃ嫌な想いしかしないわ…
男性の社会的プレッシャーは非常に高くて、そのせいで女性に比べて幸福度が低いそうです。
生物学的に弱い立場である女性に比べて、男性は常に期待されています。
家では奥さんに、職場では上司に、といったように、男性はどこにいても気が休まりません。
この言葉の癖を自覚して学んだことは、以下の通りです。
- できないことに文句をいうのではなく、できることを伝えていくこと
- 男性としてでなく、1人の人間としてみること
「~のせいで」
人のせいにするなんて、なんて無責任なんでしょう。
いや、それ、かつてのわたしですわ…
これは、自責的ではなく、他責的にする言葉です。
この言葉は、旦那さんが「…俺のせいか」と悲しんでいる姿をみているところで、ハッと気づかされました。
いや、「たしかに旦那さんのせいだけじゃない、自分にも原因はあるわ」と、これまた自分の愚かさに恥ずかしくなりました。
この言葉の使い方は、
- 〜のせいで、おうちでるのが遅れちゃったじゃん!
- ~のせいで、起きれなかった!
- ~のせいで、~するのを忘れちゃったよ!
なんて、かんじです。
シチュエーションとしては、
「責任を彼に押し付けたい時、自分の非を認めたくない時」です。
仕事においては、なにかトラブルが起きたときには、一番に自分のこういうところが悪かった…と落ち込んでしまうのですが、
家庭内で自分に不都合なことが起きた時に、まず旦那さんのせいにしてしまう。
それは、旦那さんなら私を許してくれると思っているからですね。
家庭内では、自分にも原因あった、と認めない。
どんなに旦那さんのことが好きでも、結局は自分自身が1番かわいいものです。
他責思考は、自分自身の非を認めずに、自己成長を止めてしまいます。
自分の失敗を素直に受け止めて、振り返ることは、結局は自分のためになります。
原因探しに力を入れるのではなく、これからどうするか、という視点をもつことが大切ですね。
この言葉の癖を自覚して学んだことは、以下の通りです。
- 自分の非を素直に認める
- 原因探しでなく、これからどうするかという視点をもつ
「もういいよ、もうやだ」
あら、もう、場面が容易に想像できるような修羅場です。
これは、話し合いを放棄してしまっている言葉ですね。
この言葉は、喧嘩の時に、本当によく言っていました。
すると彼から「もういい、もうやだ」って言われたら、話し合いがそこで終わっちゃう。話し合い前と何も変わらないよ、と言われてハッと気づきました。
この言葉の使い方は、
- 黙ってばっかりなら、もういいよ、
- 全然わかってくれないじゃん、もうやだー!
なんて、かんじです。
シチュエーションとしては、
「自分が望んでいない反応がない時」です。
私の意見に対して、彼が黙る、納得していない、自分と違う意見をいう時ですね。
旦那さんであっても、人が分かりあうことは難しい、と感じます。
喧嘩ってめちゃくちゃ疲れますよね。
なにか変化を起こしたくて、話し合っていたはずなのに、自分が納得する結果が出なそう、と途中で気づくと、先に話し合いという試合を放棄。
結果、中途半端でなにもすっきりしない、余計もやもや消化不良を起こします。
彼は、彼なりの意見を伝えています。黙ることも彼なりの意見なのだと思います。
はじめから、分かってくれないだろうとか、自分の意見を納得させたい、という自分の願望が込められた状態で話し合うことがよくなのだろうと気がつきました。
この言葉の癖を自覚して学んだことは、以下の通りです。
- 話をとにかくしっかり聞くこと
- 発言がなくてもとにかく待つ
- 双方の落としどころを見つける
まとめ ご自身の言葉の癖、自覚していますか?
みなさんはご自身の言葉の癖、自覚していますか?
旦那さんに指摘されるまで、こんなひどい言葉の癖があることに気がつきませんでした。
本当にひどい人間性が垣間見えて、お恥ずかしい限り…
私自身、旦那さんだったらなんでも許してくれる、と思ってしまっていました。
しかし、旦那さんといっても、結局は他人です。
他人とは、基本的に分かり合えないものです。
そう思えば、過度な期待をしなくてよくなり、自分自身もラクになります。
- 「男の人なのに~、男の人なんだから~」
- できないことに文句をいうのではなく、できることを伝えていくこと
- 男性としてでなく、1人の人間としてみること
- 「~のせいで」
- 自分の非を素直に認める
- 原因探しでなく、これからどうするかという視点をもつ
- 「もういいよ、もうやだ」
- 話をとにかくしっかり聞くこと
- 発言がなくてもとにかく待つ
- 双方の落としどころを見つける
同じ家に住み、同じ生活をしている旦那さんなら、わたしのこと全てわかってもらえると思ったら、大間違いやぞ!!!という自戒をこめて、この言葉の癖をここに封印します。
みなさんも旦那さんとの会話のなかで、言葉の癖を見つけたら、一緒に封印していきましょう!
世の夫婦の喧嘩が減りますように…願いをこめてこれからも発信していきます。