婚約者にお金を貸しちゃダメ?借金のある彼にお金を貸した3つの理由
どんな理由であれ、お金を貸すことは、よくないことですよね。
ただ、もし婚約者に借金があったら?
・・・婚約者だったら、しかたないか~
・・・いやいや、まず婚約者にお金貸す状況って、結婚して大丈夫かい!
一言では答えられない、ヒジョ~~~~に難しい問題ですよね。
そんななか、私は入籍1か月前に彼氏の借金が発覚して、彼にお金を貸しています。
世間一般的に人にお金を貸すことは、よしとされていない。
それなのになぜ、私は借金のある彼にお金を貸すことができたのか。
一応、ワケがあってのことです、お許しください(?)
この記事では、わたしが「借金のある彼」にお金を貸した3つの理由についてお話します。
- 婚約者にお金のトラブル発覚した
- 婚約者からお金を貸してと言われている
- 結婚するためには、私がお金を貸すしかない…!と思っている
婚約者にお金を貸したほうがいいのかな、でも大丈夫なのかな?と不安になっている方、ヒントになるかもしれません。少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
ひとがお金を借りる理由は?
そもそも人は、なぜお金を借りるのでしょうか?
おそらく「自分の収入や貯金では、間に合わないほど必要な支出がある時」でしょう。
でもそれってどんな状況、理由なのか。
人それぞれ理由は違うと思うけど、気になるわ・・・
ということで、今回お金を借りる理由について調べてみました。
お金を借りた理由ランキング
株式会社ビズヒッツが500人に「社会人になってからお金を借りた経験がある人」をインターネット調査した結果によると、以下の通りです。
ランキング | お金を借りた理由 |
1位 | 生活費の工面 |
2位 | 住宅・車の購入やリフォーム |
3位 | 買い物 |
4位 | 遊興費・交際費・趣味 |
5位 | 新生活の準備・引っ越し |
6位 | ギャンブル |
7位 | 旅費・交通費 |
8位 | 冠婚葬祭 |
同8位 | クレジットカードの支払い |
10位 | 投資のため |
やっぱり大小いろんな理由があるのね!!!
2位の住宅・車の購入やリフォームや5位の新生活の準備・引っ越しは、まとまったお金が必要になるので、貯金で間に合わずに借りる選択肢があるのも分かります。
しかし、1位生活面の工面、3位買い物、4位交際費などは日常的すぎる理由です。
日常的な支出に対してもお金を借りるような人は、日常的なお金の管理も苦手なのでしょう。
借りる額は違うにしても、お金が足りないことには変わりのないようです。
彼の場合…お金を借りる理由
私の彼の場合は、「リボ払いの残高=リボ借金」でした。
8位のクレジットカードの支払い、に当てはまりますね。
クレジットカードはリアルタイムでお金が引かれないので、支払い日になって残高が足らない!と焦るのでしょう。
リボ払いだとどれだけ使っても月額の支払いが一定になるので、収入に見合わないほど残高が膨れ上がってしまいます。
お金の管理が苦手な人ほどクレカ払い、さらにはリボ払いにしがちです。
そして、見事にその沼に落ちて、お金を借りざるを得ない状況になるのだと思います。
私がお金貸した3つの理由
なぜ、私は彼にお金を貸そうと思ったのか。
結婚を先走って思考停止わけではありません。
その理由は、3つあります。
- 彼と一生一緒にいる、と思えたから
- これまで彼からたくさんの物や体験をもらっていたから
- 自分自身が資産形成をして、余剰資金があったから
ちなみに、「彼からお金を貸して」と言われたことは一度もありません。
3つの理由があって、自らの意思で貸すことを決めました。
彼とは一生一緒にいる、と思えたから
実は、彼のリボ借金が発覚したのは、「入籍1か月前」でした。
5年ほどお付き合いした後に、結婚にむかって走っていたところです。
幸せ真っ盛りでの借金発覚は、かなりショックが大きかったです。
彼のことを信頼していただけに、めちゃくちゃショック!!!!
発覚当時は、冷静になれず別れる選択肢もちらついていました。
しかし、やっぱり、私には彼と別れて別のひとと一緒に過ごすイメージがつきませんでした。
お金の問題があったとしても、お金が決め手ではありませんでした。
別れるという選択肢はない、結婚しよう、そのような覚悟がついたときに、
どうせこの先もずっと一緒にいるなら、お金の問題を手っ取り早く解決したほうがいい、と思ったのです。
そのためには、自分がお金を貸して解決するなら、それでも全然よかったのです。
これまで彼からたくさんの物や体験をもらっていたから
彼のリボ借金が膨れ上がったのには、私にも原因がある、と思っています。
私は、5年の交際期間のなかで、彼からたくさんの物や体験をもらいました。
楽しいデートの思い出も、彼からもらったセンスの良い大切なプレゼントも数え切れません。
本当にたくさん尽くしてもらいました、感謝・・・
私は、年上の彼に甘えていました。
彼は、私の「あれしたい、これしたい」という希望は、いつでも叶えてくれました。
なんとか喜ばせたい一心で、収支のバランスもつかないほど、私のためにお金をかけてしまっていたのかもしれません。
素直でなくてわがままな私、いつも振り回される彼。
借金発覚後、そのような関係性を改める必要があると思いました。
これからは、カップルでなく、夫婦になる。
夫婦として、ふたりで家計を一緒にして、同じ道を歩んでいきます。
いままで私に尽くしてくれた彼に、お礼としてお金を貸すことには抵抗ないなと思いました。
自分自身が資産形成をして、余剰資金があったから
彼のリボ借金は、300万円。
一般peopleには、大金です。
彼の両親に相談して、200万円を借りることができたので、私が残りの100万円を貸すことにしました。
私が100万円を貸せた理由は、「資産形成をはじめており、無くなってもいいと思えるお金だったから」です。
当時、私には800万円の資産がありました。
内訳は、貯金500万円、投資信託(NISAも含む)や少額の株式で300万円です。
このときはじめて、資産形成していてよかった~と思いました
そのうちの200万くらいは、結婚資金で無くなる予定と考えていました。
彼に貸す100万円は、彼の結婚資金とすれば、たとえ無くなっても痛くはない額です。
それに、彼と結婚して同じ家計になるのなら、早く高い利息を払うのをやめて、効率よくふたりで資産形成したほうがよっぽどいい、と思いました。
合理的を重視した思考になっていました。
お金を貸して、その後どうなった?
お金を貸した後はどうなったのか、気になるところですよね。
お金を貸すときに、一番心配なことは、貸し倒れです。
つまり、貸したまま返ってこないことですね。
お金を貸すなら、きちんと返してもらわなければなりません。
その不安をなくすためには、貸すときにきちんと返済について決め事をする必要があります。
私の場合は、貸すときに以下の決め事をしました。
- 借用書を書いてもらう
- 毎月自動振込で返済してもらう
貸すときに金額と返済計画も合わせて書面を作成しました。
現在まで計画通り毎月返済されていますので、全く不安はありません。
それと同時に、彼にはもう二度と同じことが起きないように、リボ払いの禁止とマネーリテラシーを身に着けてもらっています。
彼にマネーリテラシーが身につくと、お金について同じ温度感で話し合うことができています。
まとめ 婚約者にお金を貸すときは、自己責任で決めましょう
婚約者であっても誰であっても、基本的にはお金を貸さない、に尽きます。
ただ、もしもときは、よく考えて自己責任の上で決めましょう。
私が「彼にお金を貸した理由」をまとめると以下の通りになります。
- 相手への信頼関係はあるか
- 貸してもよいと思えるか
- 最悪の場合無くなってもよいお金か
お金を貸すときに、これらすべての質問にYES!と言えるでしょうか?
また、相手が婚約者だとしても、お金を貸す以上はきちんと返してもらわなければなりません。
返済計画は、結婚して家計が一緒にする予定でも、必ず立てておきましょう。
そして、今後も同じことが起こさない工夫がとっても重要です。
futamoneでは、パートナーと一緒にお金について学んで考えることを推奨しています。
これからも一緒にお金の知識をつけていきましょう!