【婚約中の借金問題】返済にむけてふたりで解決する方法
婚約中の彼に借金が発覚した時、これからどうしよう…と不安に押しつぶされていませんか?
「完済できるのか?日々どのようにお金を管理したらいいの?結婚式は?子供は?老後は?」
老後の心配とか、なんでそんな先の先まで不安になるの!!
普段気になっていないことまで、どんどんと不安が湧き出してきますよね。
私自身、入籍1か月前に彼氏の借金300万円が発覚して、これから先どうしたら分からない!状態の経験者です。いまでは借金返済して資産形成のため、ふたりでお金のことを会話しあう日々を送っています。
結婚を意識・予定していた彼氏の借金が発覚
この先もふたりで一緒にいたいと思っているけど、
どうやって解決できるのか分からずに不安な女性
この記事では、婚約中の借金問題をふたりで解決するための方法についてお話します。
ふたりで解決するという意味
まず、なぜ「ふたりで解決なのか」納得できない方も多いかもしれません。
借金したのは彼じゃないですか…!!!私と結婚したいなら、彼自身でどうにかしなさいよ~~~!!!
本当にその通り。彼が彼の責任で借金を返すべきです!
しかし、これまで結婚の話題があっても借金を完済できなかった彼のことです。
これから彼1人で考えて、完済するのを待ってから結婚する、は現実難しいのではないかと思います。
私の彼も4年かけて完済すると言っていましたが、そもそもマネーリテラシーの低い彼のことを信用できませんでした。
借金の事実が発覚してから、「別れる?別れない?」問題で悩んだ結果、「別れないで、このまま一緒にいる」ことを選んだのであれば、サポートすることが吉です。
いま現在進行中で「別れる?別れない?」で悩んでいる方は、下記も参考くださいね。
結婚したら、それぞれ個々の人生でなく、ふたりの人生を歩むことになります。
結婚後のことを考えて、いまから一緒に解決していけば、結婚後に起こりうる困難もふたりで乗り越えていけるのではないでしょうか。
サポートは「借金を肩代わりしなさい」という意味ではなく、ベストな返済方法を一緒に考えて、完済にむけて一緒に帆走していくイメージです。
これから彼と一緒に考えて行動するようなサポートをしてみてください。
現在の借金返済について整理する
まず、現在の借金返済について整理してみることです。
いまのままの収入、返済方法で、どれくらいで完済できるでしょうか。
複数から借り入れしている場合は、すべての詳細を洗いざらい確認です!
借金にも消費者金融、リボ払い、住宅・車・ショッピングなどのローン、奨学金と様々です。それらすべての借金の詳細を確認します。
会社名、借入額、利息、毎月の返済額、返済日
紙でもExcelやスプレッドシートでもよいので、リストで見える化して整理してみましょう。
彼はリボ払いでした。3社からの請求があったので、すべて一緒に明細を見ながら整理していきました
各社ごとに借入額、利息が異なります。
毎月の返済額を各社同じにしていたが、実際には借入額や利息が高い会社から返済を急いだほうがいいなどが分かってきます。
収支を見直す
毎月の返済額をあげていち早く完済するために、一緒に収支を見直しましょう。
収支は収入と支出のことです。返済額をあげるためには、
- 収入を上げること
- 支出を下げること
以外の他にありません。
とはいっても、❶の収入上げることは簡単じゃないです…
たしかに普通に会社勤めていたら、毎月ほぼ変わらないお給料が振り込まれます。昇給も年1~2回で簡単ではないでしょう。さらに副業も禁止されている、詰んでいる、と。
毎月のお給料で、借金返済しつつ生活しなければならない。
だからこそ、1番にはじめにすべきことは毎月の支出を見直すことです。
もし一緒に住まれている場合には、特にあなたのサポートが重要です!
毎月のお給料に対して何にお金を使っていますか?無駄な支出はありませんか?
質問にすぐに答えられるでしょうか。
家計簿をつけていないから、まず毎月の収支を把握していません
家計簿は必ずつけておきたいですが、まずは支出の種類について分解していきますね。
支出には、固定費・変動費があります。
毎月発生する一定額の支出のこと
家賃・光熱費・通信費・保険料・税金・サブスク費 など
固定費については、家計簿をつけていなくてもだいたい洗い出せるでしょう。
生きているだけでお金がかかると実感する費用だと思います。非常に世知辛い…
毎月変動する支出のこと
食費、日用品費、交際費、洋服費、交通費 など
変動費については、月ごとに発生の有無や程度も変動する費用であるため、家計簿をつけないとわからないところですね。
固定費・変動費と話しましたが、支出を減らすのに効果的なのは断然「固定費」です!!
毎月の固定費、甘く見るなかれ、ですね
固定費は毎月必ず発生する支出なので、長期的な削減が可能です。
以下に、チェックがつく人は固定費削減の余地ありです!
- スマホは大手キャリアで料金の見直しをしたことがない
- 電気会社、ガス会社は引っ越し当時のままで見直ししたことがない
- 親戚や知り合いの勧誘で入った保険料をそのまま払っている
- 契約しているサブスクの数を把握していない
支出の見直しについては、長くなってしまうので別の記事でお話しますね。
ベストな借金完済計画をたてる
これまでの借金返済方法を確認して、支出を見直せた!となったら、今後のベストな借金完済計画をたてましょう。
返済計画ではなく、完済計画です。借金は完済するまで、油断できませんので!
借金はしている限り、悪の根源、利息がつきまとってくる…
収入から支出を引いた分が返済可能な金額です。借金の返済にあてられる最大の金額ということですね。月々の返済額が【返済可能額】に納まっているかがとっても重要!
毎月の返済可能額で着実に残高が減っていけば、彼自身でも返済は可能でしょう。
1度計画立てても繰り返し収支を見直しながら、返済可能額を増やしていきましょう。
大丈夫です。節約生活もふたりで協力すれば、乗り越えられます!
楽しみながら行う節約生活、一緒にがんばりましょう~!
逆に完済計画で注意すべき点もあります。
毎月返済しているのに残高が全然減っていない場合です。
その場合、借入額に対して、「毎月の返済額が少ない」ということが考えられます。
借金を借金で返していたり、毎月利息ばかりを払い続けているだけのときは危険です。
つまりは、自分自身の返済可能額を超えている状況ですね…
借金を完済するためには、利息を最低限押さえていかに早く返すかがとても重要ですので、そのような場合には、躊躇わずに専門家に相談したほうがよいでしょう。
お金の問題ならFP?と思われるかもしれませんが、FPは借金返済に対しての解決方法をもっているわけではありません。
毎月の返済可能額が超えている場合には、借金問題に専門特化した法律事務所に相談することをおすすめします。
全国対応しており、一人ひとりしっかり時間をかけた無料相談が可能です。
毎月の残高が減らない…このまま借金完済できるか不安な場合には、ふたりだけではなんとも解決できません。そんなときは専門家である弁護士にベストな解決方法を相談しましょう。
まとめ ふたりの幸せな未来の第1歩
彼と一緒にお金の不安なく幸せな未来を歩むための一歩として、めざせ借金完済です!!
借金発覚した当初は、漠然な不安が大きかったですよね。でも、いまこうして彼の借金問題を現実的に考えると、解決のための視界が開けてきたかと思います。
ん~でも、せっかく彼との幸せな結婚生活を夢見ていたのに、いきなり節約生活なんてツラい…
そのように思うお気持ちもとても分かります。
周りの友人のきらきらした結婚生活を見ると胸が張り裂けそうになると思います。
だけど、結婚生活は人と比べなくていいんです。あなたは彼と向き合えれば大丈夫です!
その友人だって、SNSや会話の場ではきらきらした側面しか出していなくても、人には言えない悩みをもっているかもですしねっ!
悲しいですが過去は変えられないので、ふたりらしい未来をみつけていきましょう。
そのはじめの一歩として、まずは借金を完済です!
あなたがいれば、彼もがんばれます。
あなたも大切な彼となら、ぜったい乗り越えられますよ!
今後もわたしの実際の借金発覚~完済までのエピソードや、楽しむ節約方法、借金彼との向き合い方などを発信していく予定です。
私も彼との幸せな未来のために今後もがんばりますので、一緒にがんばりましょう。